有機栽培:有機肥料と複合肥料

肥料には、動植物を原料にした有機質肥料(堆肥、鶏糞、米ぬかなど)と、単肥(過石、硫安、塩化加里など)や複合肥料(化成肥料など)のように、科学的につくられた無機質(科学)肥料とがあります。

・化成肥料は実は使いづらい?
化成肥料には、三大要素といわれる窒素、燐酸、加里が一定の割合で含まれています。
畑は一般的に加里過剰になりがちですが、化成肥料を使うと、窒素だけを効かせたい場合でも、加里が加わってしまい、野菜が軟弱になって、病気が出やすくなります。
生育後半には、燐酸だけを効かせたい場合にも、窒素まで撒くことになってしまいますので、野菜に尻腐れを出すことがあります。

・化成肥料のかわりに単肥を使う
単肥は化成肥料に比べてはるかに値段が安く、効き目が確かです。
燐酸肥料としては過石(過燐酸石灰)が、窒素肥料としては硫安が、加里肥料としては塩化加里が使いやすいといえます。
野菜は肥料を与えなければ育ちませんが、肥料が入りすぎるとかえって野菜がつくりにくくなります。
単肥を上手に使い分けた方が、より効果的に野菜を育てることが出来るでしょう。

・無農薬野菜のための完熟堆肥
完熟堆肥をつくるには、技術と経験と手間が必要です。
上手に材料を積み込んで、温度を上げて発酵させて切りかえさねばなりません。
なかなか発酵させられず、腐らせてしまう場合が多いのです。
その結果、手っ取り早い化成肥料や石灰、鶏糞などの有機質肥料が撒かれ続け、土がどんどん荒れていくケースが度々見受けられます。
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