アルカリ:有機栽培

アルカリ:有機栽培

・相撲の土俵は 石灰と塩で固める

コンクリートがなかった時代には、石灰と塩を土にまぜて土を固めたものでした。相撲の土俵や古い商家の土間などはこの方法で作られています。反対に 良い土、植物の生育の良い土は 通気や排水が良いやわらかい土です。

 たとえば家畜ふん尿主体のたいきゅう肥1dには食塩/ナトリウムが約5`ふくまれていると言われています。このナトリウムが土を柔らかくしている団粒構造をこわして、土の通気や排水がわるくなります。

 団粒構造が壊れた土は、水はけが悪く、しかも一度乾燥するとがちがちになってしまうのです。植物にとっても過剰な塩分は障害を与えます。漬物をつくるときに塩をいれるようなものといえば おわかりになるでしょうか。


・アルカリ化は野菜の要素欠乏をひきおこします

 過剰なアルカリは マグネシウムやホウソをはじめとした微量要素欠乏をひきおこします。いわゆるミネラル不足の野菜をつくってしまうわけです。
 
 野菜を切ったときに 新葉の先が真っ黒になり、ひどくなるとドロドロに腐ってきます。一見して外見は健全なものと区別がつきにくいので 余計に厄介な症状です。

 ホウソ欠乏の症状のでた畑の土は アルカリ化していることが多いです。対策としては欠乏したホウソを与えるよりも、むしろ土を微酸性にしてやることです。土壌中にはホウソは存在しているので効果があります。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。