有機農業、肥料:有機野菜

有機野菜について「有機農業と肥料

 慣行栽培で、有機農業で、無肥料で、今後、世界人口の食糧はまかなえるのでしょうか?
 
 よく有機栽培をいう場合に、「そんな理想言って、世界人口の食糧は十分にまかなえるか!」という反論が出ることがあります。

 そうですね。そう考えれば、無農薬栽培(有機農業・無肥料栽培など)では、一般栽培よりも、減収してしまいまうという特徴があります。

 特に日本のような食糧自給率の低い国では、さらに自給率が減ってしまうような感じさえしてしまいます。

 しかしながら、農業の過去数十年の趨勢をみると、生産基盤である土壌の荒廃が主たる問題となってきました。

 現在の耕作地のうちの20億ha近く(米国とメキシコを合わせた面積よりも広い)が中程度から重度の土壌劣化の影響を受けているといわれ、1年間に500万ha以上が砂漠化しているといわれているのです。

 これは、今までに繰り返してきた増収技術のうちの肥料、除草剤、農薬の乱用が原因となっており、風雨や地下水位の低下などで土壌浸食や塩害が進み、今後土壌劣化はますます進行すると懸念されています。

 これからの世界人口の食糧供給への課題に、新たな視点をもつ可能性がここにあります。

 現状の農業を続けて益々、土壌劣化と将来不安を増大させるよりも、一時的不安定を経ながらも、将来的に永続的安定生産を確実に図ることのほうが、私達人類にとっては希望が持てることになるのではないでしょうか?。
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